道中こそ大事

A地点からB地点に移動するとします。

多くの人の意識はA地点とB地点にあり、道中はその途中ぐらいにしか感じていないようです。

例えば、A駅から乗ってB駅で降りるとして、電車に乗っている間は暇な時間で、寝るかスマホをいじる時間。

こういう生き方、習慣でいる人に、瞑想はできないし、深まることはまずないでしょう。

そういう人にとって瞑想で大事なのは、始める時間や終わる時間、瞑想の時間に意識がいくからです。

12回やる行があったとしたら、大事なのは12回やることみたいな感じです。

瞑想で大事なのは、瞑想をしているとき、道中が大事なのはわかりますよね。

12回やる行も、1回1回が大事ですよね。

普段、何気なくしている行動が、その人のすべてになります。