水急不月流

水急不月流はみずきゅうにしてつきをながさずと読む。

禅の言葉だ。

いかに水の流れが急であっても、水面に映る月影をながすことはできない、という意味。

水の流れは世間でおきていること。

月影は己の心を表している。

いくら周りで波風が立とうと、本来の自己は不動であることを言っている。