一日を大きく分けると、三分の一は睡眠、三分の一は仕事、三分の一はプライベート。
一日の三分の一は寝ているので、肩書きも性格も男女もお金の有る無しもどんな家に住んでいるかも何も関係ない。
例えば、小さなアパートに住んでいるのがコンプレックスだとしよう。
寝ている間はどんなところに住んでいようと関係ない。
残り三分のニの半分は働いているから、家は関係ない。
とすると一日の三分の一だけが、コンプレックスの対象となる。
一日の三分の一のことで、人生がどん底のようなコンプレックスを持ってどうする。
視野を広げると、飛行機から地上を見るように、どこの誰の何様でも、大した違いはない。
それならコンプレックスに重きを置くより、もっと別なものに重きを置くことをすすめる。
百万円貯めるためにしかめっ面して生きるのと、貯金は無いけど百万回笑いながら生きるのと、どちらに重きを置くのか。
将来を心配しながら生きるのか、それとも今出来ることを一生懸命やって楽しんで生きるのか。
何にしても、所詮人生の何分の一かだ。
そんな小さなことに捉われても仕方ない。
そういうことを真剣に考えてみるのも面白いかもしれない。